【統計検定2級】勉強法の反省【学習ログ】
結果報告と他の反省記事はこちら↓



統計検定2級を2021年6月1日に受験しました。結果、不合格。
この経験を次に生かすため、反省記事を書きます。
勉強法の反省点
今回の試験勉強のやり方で良かった点と悪かった点があった。以下では、悪かった点に着目し、対策を考える。
・解法パターンの定着度
悪かった点1つ目は、解法パターンが定着していなかったことによる、問題を解くスピードの遅さだ。
実際に、統計検定問題集のある大問を解いた時間を見てみる。
以下、画像。※顕著な例を紹介
①正誤:演習1回目の正誤
①時間:演習1回目のその問いの回答にかかった時間
②正誤:演習2回目の正誤
②時間:演習1回目のその大問の回答にかかった時間
演習1、2回目共に正解の問題の中から、1回目と2回目でかかった時間の差が大きいものを抜き出してみた。結果、画像1つ目の差は7.64m、2つ目は4.55m、3つ目は5.57となった。1つの問題集を解く時間の1回目と2回目の差を見ると、差が大きい場合で約30分、小さい場合で約15分となった。
つまり、解法パターンは知っているが、使い方に不慣れなため、1回目の解くスピードは遅く、2回目から一気に早くなる傾向がある。

うんうん、実際に解いてたときもそんな風に感じたな。
解法パターンを効率よく定着させ、解くスピードを上げるための対策を考えてみる。
普通に考えると、「とにかく問題を多くとけば良いんじゃね」となってしまいそうだが、実際問題、1日の中で机に向かって問題を解く時間は、そう多くはとれない。そのため、机に向かって問題をひたすら解かなくても、解法パターンを効率よく定着させる方法を考えた方が良い。
つまり、今回の対策案の前提条件は、「いつでもできる」だ。もっと、具体的に言うと、「スマホでできる」だ。
対策案の前提条件
スマホで勉強するとなると、Ankiによる単語カード的な学習になってしまう。

うんうん、Ankiは便利すぎて、いつの間にか、Ankiでしか勉強してないってなっちゃうんだよね。まぁ、この習慣を利用して、Ankiの活用法だけ変えて、これまでとは違った効果が得られると良いんだけど。。
ということで、新しいAnkiの活用法を考える。
今までのAnki活用法の基本は2つ、「文章の穴埋め」と「問題文をそのまま載せる」だ。以下、画像。
実際に、上記2タイプのAnkiカードで学習すると、前者はすぐに覚えられる反面、後者は何度やってもぼやっとしか覚えていない感覚になる。にもかかわらず、やった感だけ得られてしまう。
おそらく、後者のAnkiカードの効果が低かったために、解法パターンの定着が遅れたと思われる。
よって、問題文を軸としたAnkiカード作成方法の改善が必要だ。
ということで、突然だが、以下の方法を考えてみた。
2.類似問題を抽象化する
3.場合分けをする
4.比較のAnkiカード作成
5.流れのAnkiカード作成
実際に作ってみたのがこちら↓

Ankiカードはこんな感じ↓

ふむふむ、これなら1つの解法パターンの流れも覚えつつ、どの解法パターンを使えば良いかの判断も早くなりそうだ。
ただ、この方法は”解けた”類似問題を集める必要があるため、ある程度理解度が高まってきたときに、頭の整理として作成した方がよさそうだ。
せっかくなので、このAnki活用法に名前をつける。
「ツリー型Anki活用法」
対策まとめ
・テストの間隔
悪かった点2つ目は「テストの間隔」だ。ここで言う「テスト」とは、参考書や問題集に記載の問題を解く作業であり、自作の問題(Ankiなど)を解く作業ではない。Ankiによる学習では、アプリが間隔を管理しているが、手を動かして解く必要のある問題(Anki学習では不十分な問題)の間隔は、自分で管理する必要があり、手間がかかる。結果、後者の間隔は、常に後回しになってしまい、気付けば試験日となってしまった。
上記のようになってしまった理由は、以下が考えられる。
・そもそも時間がない
上記3つの対策を考える。
・「手を動かす」の障壁と習慣
パソコンやスマホで勉強するようになり、「紙に書く」という行為がめんどくさく感じた。めんどくささを解消することで、この問題は解決できる。
対策として、実際にやってみたのがこちら↓
問題を電子化して、タブレット上で解き、その解いた形跡を保存する。※Lenovoのideapad c340をタブレットモードで使いました。
保存したデータ↓
ゆくゆくは、この問題と解いた後の画像をAnkiカードにして、定期的に思い出す習慣をつけたい。
・そもそも時間がない
時間が足りない問題は、試験日を調整することでなんとかする。
詳細はこちら↓

対策まとめ
・試験日を調整する
・弱点の補強
悪かった点3つ目は、「弱点の補強」だ。まずは、以下の画像を見てほしい。
各セクション分析欄の正解率を見ると、※全部で32問
1.1変数・2変数記述統計の分野 :75%
2.データ収集・確率・分布の分野:58%
3.推定・検定・線形モデルの分野:43% ※3~4問ほど解いていない
タイムオーバーで終盤の問題が解けなかったことを考慮すると、「2.データ収集・確率・分布の分野」が弱点となり、足を引っ張っているのが分かる。

うんうん、試験前から確率系の問題に苦手意識があったね。
で、この弱点を補うために、なにをしたかというと、、、実はなにもしていない。
なので、ここで、弱点補強のやり方を考えてみる。
弱点補強を考える上で参考にしたのは、このシリーズ本。
学習効率を考えると「弱点勉強全テスト」が良いと分かった(うまく理解できていないかもだけど)。ただ、忘れづらくなった知識は、勉強もテストも効果がないとのことだった。
上記をふまえた上で、以下のような表を作成してみた。
青色が正解した問題、赤色が不正解の問題。テスト欄が赤いセル(不正解)になった場合は、左隣の勉強欄も赤くなり、弱点勉強が必要なことを示す。
学習効率本より、勉強とテストの間隔をとった方が効率良いとあったので、セル内には実施日を書く。そして、勉強実施日から長い時間経っているものからテストを実施する。

これで、弱点補強の流れはできた!
試験勉強が楽しみになってきたぞ!
せっかくなので、この表に名前をつける。
「弱点勉強全テスト管理シート」
対策まとめ
最後に
試験勉強開始日は、6月14日を検討しています。
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