【統計検定2級】計画作成時の反省【学習ログ】
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統計検定2級を2021年6月1日に受験しました。結果、不合格。
この経験を次に生かすため、反省記事を書きます。
計画作成時の反省点
試験日を1ヶ月後に設定し、それまでの学習計画を立てた。受験する上で必須の対策を計画に入れ込むのを忘れてしまった。そのため、中途半端な状態で試験に挑んでしまった。
以下、計画作成時の反省と対策を述べる。
・最終目標と試験日
計画作成時に決めた最終目標は、「用意した問題をすべて解けるようにする」だ。
実際、試験1週間前ほどには、ほとんどすべての問題を理解して解けるようになった。分からない問題があったとしても、解説を数分読めば、すぐに理解できるレベルに到達していた。
このレベルに到達し、試しに時間を測って過去問を1つ解いたところ、制限時間内(90分)に間に合わなかった。制限時間内に解こうとすると、時間無制限の場合と比べて正答率が約15~20%下がった。
試験1週間前に上記のような状態になってしまったため、残りの1週間を「制限時間内に効率よく解く」練習に多くの時間を費やしてしまった。
本来であれば、最後の1週間で苦手な問題の対策をする予定であったが、対策の時間が無く、苦手な問題を捨て問にするしかなかった。
つまり、「できるだけ早く解く」練習を計画に入れていなかったため、計画後半が大崩れしてしまったわけだ。
かなり初歩的なミスではあるが、しっかり対策を考えてみる。
考えられる対策は以下。
試験日を決めるのではなく、「試験申し込み日を決める」だ。
そもそも、CBT方式はいつでも受験できるため、受かる自信がついたときに申し込めば良い。ただ、それだと、緊迫感がなく、永遠に自信がつかずになかったことになる可能性もある。
そのため、試験日を決めるのではなく、試験を申し込む日を計画の中に入れ込んでみる。で、試験を申し込む日から2週間以内に試験を受けるということにする。
こうすることで、計画を大きく2つに分割でき、前半は「理解ベース」の学習重視、後半は「試験の制限時間内に効率よく点数を稼ぐ」ための学習重視に分けて考えることができる。
対策まとめ

これなら、過去問の解け具合をふまえた上で最適な試験日を決められるね。
・達成率と変化率
達成率を設定し、学習を進めてみたが、途中で数値が追加されたり、減ったりなどで学習する上で良き指標になったとは思えなかった。
今回設定した達成率は、「解ける問題/用意したすべての問題」だ。途中、用意したすべての問題の中に必要のない問題があり、大幅削減することとなった。結果、試験5日前までに達成率93%となった。
自分としては、計画作成時に良きペースメーカーとなる指標を設定し、ペース維持に努めたかった。が、達成率という指標は、序盤は必要以上に不安にさせ、終盤はムダに安心させてしまうように感じた。
良きペースメーカーとなる指標を考えてみたところ、「僕らはそれに抵抗できない」という本の一部がとても参考になった。
アダムスが提案するのは、目標をよりどころに生きるのではなく、システムに沿って生きていくことだ。彼が言うシステムとは、「長い目で見て幸せになる確率を高める活動を、日常的に行う」という意味である。漫画家なら、毎日1コマは漫画を描く。作家なら、毎日500単語は執筆する。このシステムならば目標とは違って、低いレベルのハイが安定して続く。どうたどりついたらいいかわからない壮大な最終目標を掲げるよりも、1日1日、充実した人生が積みあがっていく。システムはそこまでの達成度を示す指標だ。
引用:僕らはそれに抵抗できない
つまり、「目標に向けてのちょっとした習慣の継続を意識した方が充実感を味わえるよ」ということ。
この内容を、試験勉強に当てはめると、
「毎日、5問解く」
となる。これを、達成率と合わせて考えると、
「毎日5問解くと、〇日後に達成率が100%になる。」
要するに、
「前回より〇%増えるを継続すると、〇日後に達成率が100%になる」
と言える。
「前回より〇%増えると」の部分は、変化率を表す。
これを指標にして、試験勉強を進めた方が充実感を味わえるということになる。

う~ん、充実感より試験合格の達成感を味わいたいんだけど。。
充実感が、ムリのない継続につながれば良いし、充実感を味わうために、変化率を高い水準でキープしたいという意欲にもつながりそうだし、やってみて損はないかな。
対策まとめ
・「変化率」を高い水準でキープすることを心がける
最後に
受験検討中の試験
・統計検定準一級
・専門統計調査士
・データサイエンス基礎
生涯、変化率をキープできれば余裕で受かる!
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