【ウーバーイーツ】店舗データから変動係数を求めてみる【統計学習ログ】

ウーバーイーツ×統計学習

ウーバーイーツ】店舗データから変動係数を求めてみる【統計学習ログ】

1.座学

サイト統計Webの情報をもとに学習

6-4. 変動係数 | 統計学の時間 | 統計WEB
統計学の「6-4. 変動係数」についてのページです。統計WEBの「統計学の時間」では、統計学の基礎から応用までを丁寧に解説しています。大学で学ぶ統計学の基礎レベルである統計検定2級の範囲をほぼ全てカバーする内容となっています。

変動係数(Coefficient of Variation)は、標準偏差を平均値で割った値のことで、単位の異なるデータのばらつきや、平均値に対するデータとばらつきの関係を相対的に評価する際に用いる単位を持たない(=無次元の)数値です。変動係数はCVで表されることがあります。

6-4. 変動係数 | 統計学の時間 | 統計WEB (bellcurve.jp)

標準偏差に関しては、以下記事で触れているため割愛。

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2.実践

実際に手を動かすことで理解を深める。

変動係数の求め方

変動係数の求め方を統計Webより確認すると、

変動係数=標準偏差÷平均値

6-4. 変動係数 | 統計学の時間 | 統計WEB (bellcurve.jp)

学習者
学習者

うん、簡単そうだね。

今回は、変動係数を2つ出して、比較してみる。そのため、以下の表を埋めなければならない。

 

距離料金平均(円)標準偏差(円)変動係数
ペリペリチキン
らあめん花月嵐
学習者
学習者

今までのデータから、2つの店舗の「距離料金の平均値」「標準偏差」を出してみよう!

距離料金平均

2店舗の距離料金平均をそれぞれ出してみる。

 

・ペリペリチキン

店舗注文数(総数402)距離料金合計距離料金平均
ペリペリチキン407970199

 

・らあめん花月嵐

店舗注文数(総数402)距離料金合計距離料金平均
らあめん花月嵐244328180

 

ペリペリチキンの距離料金平均は199、らあめん花月嵐の距離料金平均は180となった。

距離料金平均(円)標準偏差(円)変動係数
ペリペリチキン199
らあめん花月嵐180

標準偏差

2店舗の距離料金の標準偏差をスプレッドシートの関数でそれぞれ出してみる。

 

・ペリペリチキン

番号距離料金
1238
2311
40329
標準偏差96.9104133

・らあめん花月嵐

番号距離料金
1238
2311
24240
標準偏差83.82158416

 

ペリペリチキンの標準偏差は96.91、らあめん花月嵐の距離料金平均は83.82となった。

距離料金平均(円)標準偏差(円)変動係数
ペリペリチキン19996.91
らあめん花月嵐18083.82

変動係数

2店舗の距離料金平均と標準偏差がそろったため、変動係数を求めてみる。

改めて変動係数の求め方を確認。

変動係数=標準偏差÷平均値

6-4. 変動係数 | 統計学の時間 | 統計WEB (bellcurve.jp)

 

距離料金平均(円)標準偏差(円)変動係数
ペリペリチキン19996.910.49
らあめん花月嵐18083.820.47

結果、ペリペリチキンの距離料金の変動係数が0.49、らあめん花月嵐が0.47になった。

 

学習者
学習者

ほんのわずかだが、ペリペリチキンの距離料金の方が平均からみてばらついていることが分かった。

 

3.まとめ

分かったことをまとめる。

変動係数は平均に対するばらつき具合を表す

4.参考文献

統計学の時間 | 統計WEB
「統計学の時間」では、統計学の基礎から応用までを丁寧に解説しています。大学で学ぶ統計学の基礎レベルである統計検定2級の範囲をほぼ全てカバーする内容となっています。学習ページは、数式ばかりではなく具体例を多数掲載し、はじめて統計学を勉強する方にもイメージしやすい内容になっています。

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