【UiPath】「式エディター」で遊ぶ【初心者】
UiPathの学習追体験記事です。
※あくまで学習中の脳内を記事にしたものなので、この記事で書かれてあることが”正しい”とは限りません。
参考:学習効率本5巻 「知識の自作」

0.動機

前回の記事で理解できなかった「式エディター」の使い方をTwitterアカウント@RPA_Journeyさんからご教示いただいたぞ!
さっそく、やってみる!!
ということで、「式エディター」を学習してみました。
以下、学習内容となります。
1.事前情報
「式エディター」についての説明文を見てみましょう。
まずは、UiPathのドキュメントポータルから、
………

探せなかった。検索下手すぎ。がっくし。
次に、今回、Twitter上で助けてもらった@RPA_Journeyさんのコメントを紹介。
詳細エディタは、複数行表示出来るって認識です。
行末に半角スペースとアンダーバー入れればOK★
ずらずらっと長い式になった時に便利です。Message boxでtrue/falseやInfinity返してくるって知らなかったです!ありがとうございますー! pic.twitter.com/Zz3gmF7e29
— ryoko (@RPA_Journey) February 12, 2021
行末に半角スペースとアンダーバー「 _」を入れることで2行目以降も利用できるとのこと!

式エディターの使い方は当たり前すぎるためか、まとまった情報にたどり着けなかった。そんな中、@RPA_Journeyさんから貴重な情報をいただいた。とっっても有難い!
ということで、@RPA_Journeyさんのツイートを元に色々試してみる。
事前情報はここまでとし、学習テーマ「式エディター」を学習プロセスベルトコンベアーに投入!
2.学習プロセス
学習プロセスとは、
学習テーマに対して、問いを重ね、実践することで理解を深めていくプロセス
と定義しています。
今回の場合は、
学習テーマ:「式エディター」の使い方
問い① :2行目以降を使うには?
実践・理解:○○
問い②
…
という感じ。
では、以下から、「式エディター」について学習していきます。
問い① 式エディターの2行目以降を使うには?
はじめの問いは、式エディターの2行目以降を使うにはどうしたらいいか。
実践
主に使用するであろうルールは、
式エディターの行末に半角スペースとアンダーバーを記入することで、次の行を使用できる。
というルール。
実践の様子 行末の半角スペースとアンダーバー
現状の確認。
式エディターに1行のみ記入するだけなら、
エラーはない。
問題は2行目にうつるとき。
エラーになる。
ここで、@RPA_Journeyさんからの助言通りに、1行目の文末に半角スペースとアンダーバーを記入する。
すると…
エラーが解消された!!
実行すると…
表示された!
3行目以降も同じようにやってみる。
6行目まで記入。エラーなし。
実行。
表示できた!
なんとなく空欄の行を作成してみた。
エラーはない。
さて、どうなる?
どうもならない。
実行後、式エディターを確認したところ、空欄の行は消えていた。
複数行を扱えるのなら、異なるデータ型を扱えるのではないか(と初心者は考えた)。
つまりこういうこと、
1行目:”文字列”
2行目:123
エラー。

複数行扱えるからといって、行ごとにそれぞれ異なるデータ型を配置して良いわけではないみたい。
数字でやってみる。
エラーはない。
普通に足し算されるなら、「333」が返ってくるはず。
その通り。
true/Falseは返せるか。
エラーはない。
普通なら「False」が返ってくるはず。
期待通り。
実践まとめ
・行末に半角スペースとアンダーバーを記入することで、次の行を使用できるようになる。
・式エディター内でデータ型を統一する必要がある
・行それぞれが独立しているわけではない(1行目文字列、2行目数字にするとエラーになる)
問い② 改行はできるのか?
問い①により、式エディターの2行目以降を使用する方法は分かった。が、式エディターの1行目と2行目を表示させた際、横並びに表示されていた。どうせなら、改行されていてほしかった(と初心者は思った)。
実践
改行のルールは、「vbCrLF」を「+」か「&」で結合することらしい。
※下記の記事には、他の方法も紹介されているが、本記事では割愛。
実践の様子 「vbCrLF」を使い倒す
とりあえず、「vbCrLF」を入れてみた。
エラー。

数字の計算式に改行は必要ないだろう。
文字列のデータでトライ。
エラーはない。
正しく改行されるのであれば、
111
222
と表示されるだろう。
された。
もっと改行させてみる。
「111」と「222」の間隔が広がるだろう。
まぁ、そうなるわな。
限界に挑戦(己の)。
とにかく、多くの「vbCrLF」を入れた。
結果はいかに。
下にはみ出た。そのせいで、「OK」ボタンが押せない。
これを扱うには、縦長モニターを用意するしかない。
話が逸れた。
文字列と文字列の間に改行を置くことはできた。
最初に改行を置くことはできるのか。
上記画像のような設定(エラーは見なかったことに)。
最初の行に改行を置くことができた。
最後の文字列の後ろには?
問題なくできた。
実践まとめ
・「vbCrLF」で改行ができる
・「vbCrLF」は数式には使えない
問い③ 半角スペース+アンダーバーとは?
問い①で、式エディターで使った「半角スペース+アンダーバー」。この組み合わせは、一般的に何と言われているのか。
実践
半角スペース+アンダーバーとはなにか?
実践の様子 行継続文字!?
とりあえず、半角スペース+アンダーバー「 _」をメッセージボックスに記入。
エラー。
そりゃそうだ。
+で連結を試みる。
エラー。
そりゃそうだ。
「” _”」にして表示。
そうなるわな。
手詰まり。ググる。検索キーワード「半角スペース アンダーバー」
良記事発見!

上記記事によると、
調べたところによると、どうやら “半角スペース+ _” は行継続文字と呼ぶようで、1つの関数に24個以上使用するとエラーを吐くようです。
VBAの改行方法について | エンジニアブログVBAを書いていて数式が長くなった際、改行して式を見やすくしたいときがあると思い...
半角スペース+アンダーバー( _)は、「行継続文字」というらしい。
さらに、ググる。検索キーワードは「行継続文字」
良記事発見!
上記の記事タイトルは、「やさしいVB文法」。

つまり、行継続文字( _)はVB文法の一部ということだろう。

VB文法ってのは、UiPathの参考書に書いてあった「VB.NET」と同一と考えて良いのかな。
だとすると、今後も分からない文字列?などがあった場合、「VB 分からない文字列?など」で検索すると、答えにたどり着けるかもしれない。
めでたしめでたし。
と締めくくりたいが、気になる部分がある。
調べたところによると、どうやら “半角スペース+ _” は行継続文字と呼ぶようで、1つの関数に24個以上使用するとエラーを吐くようです。
VBAの改行方法について | エンジニアブログVBAを書いていて数式が長くなった際、改行して式を見やすくしたいときがあると思い...
行継続文字は24個以上使うとエラーを吐く!?
実際にUiPathでやってみる。
23個、行継続文字( _)を使った。未だエラーは出ていない。
24個目
…
…
平気かよ。
実行。
エラーの代わりにbをめっちゃ吐いてる。
後に、行継続文字を100個使ってみたが、エラーは吐かなかった。
ちゃんちゃん。
実践の様子 Excelで色々試したり、確認したり
まずは、Excelで改行を表す操作をしたらどうなるかやってみる。
参考記事

改行を表す「Ctrl+j」をメッセージボックス内でやってみる。
アクティビティの検索欄が反応した。
Excelマクロの中に行継続文字( _)があるか探してみた。
あるよあるよ、あっちにもこっちにもそっちにも。
終わり。
実践まとめ
・半角スペース+アンダーバーは「行継続文字」という名称
・行継続文字はVB文法の1つ
3.まとめ
問い①では、半角スペース+アンダーバーを駆使してみた。結果、以下のことが分かった。
・行末に半角スペースとアンダーバーを記入することで、次の行を使用できるようになる。
・式エディター内でデータ型を統一する必要がある
・行それぞれが独立しているわけではない(1行目文字列、2行目数字にするとエラーになる)
問い②では、改行について色々試してみた。結果、以下のことが分かった。
・「vbCrLF」で改行ができる
・「vbCrLF」は数式には使えない
問い③では、半角スペース+アンダーバーの名称について調べた。結果、以下のことが分かった。
・半角スペース+アンダーバーは「行継続文字」という名称
・行継続文字はVB文法の1つ
最後に一言

@RPA_Journeyさんありがとうございました!
Twitterすごい
4.新たな疑問
・UiPathでよく使われるVB文法とは?
5.参考文献
冒頭のツイート

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