【Twitter×Excel】Twitterアナリティクスから取得したCSVデータをExcelで自動加工できた【5分→1分】

Excel

分析は大事だが、分析に必要なデータの作成が大変なんだよな~。なんとか自動化したいところ。

という悩みを抱えていましたが、無事に解決できました!

Excelマクロで簡単自動化

以下のようにして、解決しました。

1.事前知識

既にExcelの開発者タブが表示されているものとして、話を進めていきます。

2.使用したもの

Twitterアナリティクス

Twitter Analytics

Excel マクロ

3.手順

Twitterアナリティクスのページからデータを取得。
Excelマクロを使用して、そのデータを自動で加工。

Excelデータの準備

まずは、ツイートデータを用意しましょう。

①Twitterアナリティクスからデータの取得

Twitterアナリティクスのページからツイートのデータを取得します。

以下のリンクより、ページに移動します。

Twitter Analytics

ツイートタブをクリック。

取得するデータの期間を決めます。

「データをエクスポート」をクリックし、「By Tweet」をクリックします。

数秒待つと、ダウンロードが開始されます。

今回は、200ツイート以内のデータを加工するので、200ツイート以内になる期間を設定してください。

②取得したデータの文字化け修正

ダウンロードしたファイルを開くと……

文字化けしていました。修正していきましょう。

データ>テキストまたはCSVから

をクリックします。

先ほどダウンロードしたファイルを選択し、「インポート」をクリック。

上記画像のように、「UTF-8」に変更し、「読み込み」をクリックします。

無事に文字化けが直りました。文字化けしたシートは必要ないので、削除しましょう。

ファイル形式を上記画像のようにして、保存しましょう。

加工するツイートデータが用意できました。

Excelでツイートデータの加工を自動化

Excelマクロを活用する前に、データの加工後を考えましょう。

今回は、取得した全ツイートのインプレッション数などの値の合計・中央値・平均値を出してみます。また、以下ページを参考にプロフィールクリック率の項目を作成します。追加でURLクリック率も出してみます。

【データでみる】ツイッターで本当に見るべき指標はRT数ではなく○○だった!|Dai
こんにちは、Daiです。ツイッターのフォロワーを上げる際に、僕が参考にしている指標についてみていきたいと思います。また、もっともみるべき指標についても解説してみたいと思います。 指標はいわばコンパスです。フォロワーを伸ばす冒険に出た時に、適切に自分の歩みを確認できる、コンパスが指標です。数字で振り返り、効果がある施策...

①マクロの準備

マクロを使用する準備をします。

開発>Visual Basic

をクリック。

右クリックし、

挿入>標準モジュール

をクリックします。

上記画像のように「module1」というウィンドウが表示されます。

ここにコードを記入していきます。

②コードの記入

Sub Twitter分析表作成①()
'
' Twitter分析表作成① Macro
'
'
    Columns("A:AN").Select
    Selection.ColumnWidth = 10
    Columns("L:L").Select
    Selection.Insert Shift:=xlToRight, CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove
    Columns("M:M").Select
    Selection.Insert Shift:=xlToRight, CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove
    Range("L1").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "ユーザープロフィールクリック率"
    ActiveCell.Characters(15, 1).PhoneticCharacters = "リツ"
    Range("M1").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "URLクリック率"
    ActiveCell.Characters(8, 1).PhoneticCharacters = "リツ"
    Range("L2").Select
    ActiveCell.Select
    Application.CutCopyMode = False
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "=[@ユーザープロフィールクリック]/[@インプレッション]"
    Range("M2").Select
    Application.CutCopyMode = False
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "=[@URLクリック数]/[@インプレッション]"
    Range("C200").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "合計"
    ActiveCell.Characters(1, 2).PhoneticCharacters = "ゴウケイ"
    Range("C201").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "中央値"
    ActiveCell.Characters(1, 3).PhoneticCharacters = "チュウオウチ"
    Range("C202").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "平均値"
    ActiveCell.Characters(1, 3).PhoneticCharacters = "ヘイキンチ"
    Range("E200").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "=SUM(R[-198]C:R[-1]C)"
    Range("E201").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "=MEDIAN(R[-199]C:R[-2]C)"
    ActiveWindow.SmallScroll Down:=6
    Range("E202").Select
    ActiveCell.FormulaR1C1 = "=AVERAGE(R[-200]C:R[-3]C)"
    Range("E200:E202").Select
    Selection.AutoFill Destination:=Range("E200:X202"), Type:=xlFillDefault
End Sub

上記コードをmodule1ウィンドウにコピペします。

「Twitter分析表作成①」という表記は、このマクロの名前になりますので、自由に変えてもらってかまいません。

「実行」アイコンをクリックします。

F8キーを押すと、一行ずつ実行されます。

③実行結果の確認

実行後の表を確認してみましょう。

1ツイート毎のユーザープロフィールクリック率(プロフィールクリック数/インプレッション数)とURLクリック率が表に追加されています。

200、201、202行目に合計・中央値・平均値のデータが追加されています。

このように、Excelのマクロ機能を使用することで、Twitter分析に必要なデータを自動で作成することができます。

4.まとめ

本記事のまとめです。

・Excelのマクロ機能を使うことでTwitter分析に必要なデータを素早く作成できる
より良い自動化ライフを送るために、今後も試行錯誤していきます。

5.参考文献

【データでみる】ツイッターで本当に見るべき指標はRT数ではなく○○だった!|Dai
こんにちは、Daiです。ツイッターのフォロワーを上げる際に、僕が参考にしている指標についてみていきたいと思います。また、もっともみるべき指標についても解説してみたいと思います。 指標はいわばコンパスです。フォロワーを伸ばす冒険に出た時に、適切に自分の歩みを確認できる、コンパスが指標です。数字で振り返り、効果がある施策...
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