
分析は大事だが、分析に必要なデータの作成が大変なんだよな~。なんとか自動化したいところ。
という悩みを抱えていましたが、無事に解決できました!
Excelマクロで簡単自動化
以下のようにして、解決しました。
1.事前知識
既にExcelの開発者タブが表示されているものとして、話を進めていきます。
2.使用したもの
・Twitterアナリティクス
・Excel マクロ
3.手順
Twitterアナリティクスのページからデータを取得。
Excelマクロを使用して、そのデータを自動で加工。
Excelデータの準備
まずは、ツイートデータを用意しましょう。
①Twitterアナリティクスからデータの取得
Twitterアナリティクスのページからツイートのデータを取得します。
以下のリンクより、ページに移動します。
ツイートタブをクリック。
取得するデータの期間を決めます。
「データをエクスポート」をクリックし、「By Tweet」をクリックします。
数秒待つと、ダウンロードが開始されます。
②取得したデータの文字化け修正
ダウンロードしたファイルを開くと……
文字化けしていました。修正していきましょう。
データ>テキストまたはCSVから
をクリックします。
先ほどダウンロードしたファイルを選択し、「インポート」をクリック。
上記画像のように、「UTF-8」に変更し、「読み込み」をクリックします。
無事に文字化けが直りました。文字化けしたシートは必要ないので、削除しましょう。
ファイル形式を上記画像のようにして、保存しましょう。
加工するツイートデータが用意できました。
Excelでツイートデータの加工を自動化
Excelマクロを活用する前に、データの加工後を考えましょう。
今回は、取得した全ツイートのインプレッション数などの値の合計・中央値・平均値を出してみます。また、以下ページを参考にプロフィールクリック率の項目を作成します。追加でURLクリック率も出してみます。

①マクロの準備
マクロを使用する準備をします。
開発>Visual Basic
をクリック。
右クリックし、
挿入>標準モジュール
をクリックします。
上記画像のように「module1」というウィンドウが表示されます。
ここにコードを記入していきます。
②コードの記入
Sub Twitter分析表作成①() ' ' Twitter分析表作成① Macro ' ' Columns("A:AN").Select Selection.ColumnWidth = 10 Columns("L:L").Select Selection.Insert Shift:=xlToRight, CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove Columns("M:M").Select Selection.Insert Shift:=xlToRight, CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove Range("L1").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "ユーザープロフィールクリック率" ActiveCell.Characters(15, 1).PhoneticCharacters = "リツ" Range("M1").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "URLクリック率" ActiveCell.Characters(8, 1).PhoneticCharacters = "リツ" Range("L2").Select ActiveCell.Select Application.CutCopyMode = False ActiveCell.FormulaR1C1 = "=[@ユーザープロフィールクリック]/[@インプレッション]" Range("M2").Select Application.CutCopyMode = False ActiveCell.FormulaR1C1 = "=[@URLクリック数]/[@インプレッション]" Range("C200").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "合計" ActiveCell.Characters(1, 2).PhoneticCharacters = "ゴウケイ" Range("C201").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "中央値" ActiveCell.Characters(1, 3).PhoneticCharacters = "チュウオウチ" Range("C202").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "平均値" ActiveCell.Characters(1, 3).PhoneticCharacters = "ヘイキンチ" Range("E200").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "=SUM(R[-198]C:R[-1]C)" Range("E201").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "=MEDIAN(R[-199]C:R[-2]C)" ActiveWindow.SmallScroll Down:=6 Range("E202").Select ActiveCell.FormulaR1C1 = "=AVERAGE(R[-200]C:R[-3]C)" Range("E200:E202").Select Selection.AutoFill Destination:=Range("E200:X202"), Type:=xlFillDefault End Sub
上記コードをmodule1ウィンドウにコピペします。
「Twitter分析表作成①」という表記は、このマクロの名前になりますので、自由に変えてもらってかまいません。
「実行」アイコンをクリックします。
③実行結果の確認
実行後の表を確認してみましょう。
1ツイート毎のユーザープロフィールクリック率(プロフィールクリック数/インプレッション数)とURLクリック率が表に追加されています。
200、201、202行目に合計・中央値・平均値のデータが追加されています。
このように、Excelのマクロ機能を使用することで、Twitter分析に必要なデータを自動で作成することができます。
4.まとめ
本記事のまとめです。
5.参考文献


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