独学大全の技法『文献たぐりよせ』を試してみた

実験系(やってみた)

本の探し方が分からない。どうしたら、良い本に出会えるのだろうか。

という問題を抱えていましたが、無事に解決できたかもしれません!

独学大全を参考にして良書発見!?

以下のようにして、解決しました。

※個人の見解です。

1.まず、独学大全とは

788ページというズッシリ感のある分量でありながら、発売2ヶ月半で10万部を突破するほどの超人気本。

内容を簡潔に説明すると、独学者を支える広辞苑的なもの。

独学で行き詰ったときに本書を辞典のように使うことで、ヒントを得られるはず。

で、今回は、この本に記載されてある技法を試したところ、新たな発見があったというお話です。

試した技法は以下。

Amazon.co.jp: 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 eBook : 読書猿: 本
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2.文献たぐりよせ

今回、試した技法は、技法21の「文献たぐりよせ」です。

まず、以下の引用文。

引用文献たぐりよせ  

今手にしている文献が引用したり、参考文献リストに載せている文献を入手する 学術文献のほとんどは、参考文献リストを備えている。 参考文献リストには、当該文献が引用または参照した文献が一覧化されており、それら文献の一つひとつに、著者名、論文名や書名、論文なら掲載誌や掲載書、発行年などが明示されている。これだけ書いてあれば、データベースなどで所在を確かめることも容易である。したがって、これはもっとも初歩的な「たぐりよせ」である。
独学大全:https://amzn.to/2KCHL53

ここに書いてあることを参考にしてみました。

自分なりに解釈・仮説を立てると、

引用された回数の多い文献=良書?

なのではと思ったわけです。

つまり、なにかしらのツールを使って、引用された回数の多い書籍が分かれば、良書に出会う確率も上がるはず。

以下は、そのような書籍を探すための手順です。

3.使用したもの

・Googleスカラー

Google Scholar
Google Scholar では、さまざまな学術文献を簡単に検索できます。多岐にわたる分野と出典の論説、論文、書籍、要約、法律関係資料をお探しいただけます。

4.手順

①Googleスカラーを開く

Googleスカラーは、論文を検索するサイトとなります。

Chromeから「Googleスカラー」と検索して、

検索結果で表示された「Google Scholar」をクリック。

②Googleスカラーで書籍を探す

検索欄に知りたいワードを記入。

私の場合は、創造力について知りたかったので、「創造」と記入してみました。

検索結果は上記の画像のようになります。

この画面で重要なところが、引用元の多さです。引用元の数値が高いということは、他の論文や書籍で引用されている回数が多いのです。

つまり、多くの執筆者が参考にする優れた書籍と言えるでしょう。

③おまけ

ちなみに、この時、私は「接続詞」についても知りたかったので、Googleスカラーで調べてみました。

石黒圭教授の「文章は接続詞で決まる」というかなりの良書に出会いました。

 

5.まとめ

本記事のまとめです。

・引用された回数の多い書籍は良書!?
・Googleスカラーで書籍の引用回数を調べられる

6.参考文献

Amazon.co.jp: 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 eBook : 読書猿: 本
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↓この記事の本の探し方で出会った書籍

Amazon.co.jp: 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法 eBook : 野中 郁次郎, 紺野 登: 本
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Amazon.co.jp: 文章は接続詞で決まる (光文社新書) eBook : 石黒 圭: 本
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