【書評】「本を書く心がけ」を読んで

書評系

本を書くって難しいな~。どのような考えで書けばいいのだろうか。

と思っていたところに、私の好きな著者結城浩さんのnote記事をTwitterで見かけたので、読んでみました。今回は、そのnoteを読んでの感想記事となります。

“そのnote”とは以下です。

このnoteを読んだ理由は、

趣味ではじめたブログをどうやったらみんなに読んでもらえるか

という問題意識があったからです。

よって、今回の私の記事は、自分と同じような問題意識を持っている方に読んでもらいたい記事となります。

書くコツ 心がけ編

内容は、本を書く上での心がけに関してでした。

1.本を書く心がけ

印象に残った部分を紹介したいと思います。

・書きたいものVS読みたいもの

自分が書きたいものを書くか、それとも、みんなが読みたいものを書くか。

これは、ものを書く人にとっては、誰もが一度は考えるテーマですよね。

自分が書きたいものを深めると、みんなが読みたいものから離れてしまう。逆にみんなが読みたいものを書こうとすると、自分が書きたいものから離れてしまう。

う~ん、ジレンマってやつですね~。

これに関して、結城さんは、

「みんなが読みたいものに自分が書きたいものを詰め込む」

という回答でした。

この回答を聞いて、これまでに私が読んだ本の中にも、「みんなが読みたいものに自分が書きたいものを詰め込んだ」作品がいくつかあったような気がしました。

例えば、これ。

ドラゴンボールのマンガ学

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ドラゴンボールが好きで、あらゆるドラゴンボール関連の本を読み漁っていたころに、買ってしまった本です。

この本の中に、しれっと資本主義の話が何度も出てきます。最初は、読み飛ばしていましたが、時間がたって読み返すと、資本主義×ドラゴンボール部分の話が新鮮で面白く感じます。

(話が逸れました)

・読んだ後の気持ちを考えよう

これまで、「どうしたら読まれるのか」ばかり考えてしまい、読者の「読んだ後」を想像していませんでした。

みんなの興味を引くために、やたら大げさなタイトルや見出しにしたり、サムネイルを派手にしたりするなど。

このnoteでは、「読んだ後」の感想として、

「読んでよかった」「誰かに話したい」

と思われるものにしては、と書かれていました。(胸に刺さります。)

次は、私がこのnoteを読んで、一番印象に残った部分、みんなに伝えたい部分です!

・”あなた”に書く!

みんなに書くのではなく”あなた”に書く

このnoteの内容で一番印象に残った部分がこの文章でした。みんなからいいねをもらいたい、みんなから役に立ったと言われたい、そんな思いに駆られて、無意識に「みんな」の呪縛に取りつかれていた自分に気づきました。

結論としては、「読者群より個人としての読者を意識せよ」ということでした。

確かに、Twitterトレンドの単語やGoogle検索のキーワードを追いかけると、どうしても、ぼやっとした読者群をイメージして書いてしまいます。(結果的には、キーワードを入れ込むためだけに……)

個人としての読者として、例えば、家族や友人、または、Twitterのあるアカウントに届けることを意識して書くと、検索キーワードを追い求めていたときとは違った感覚になります。

まとめ

・”あなた”に書くという視点
・読んだ後に誰かに話したくなるようなことを書く
・相手が読みたいものに自分の書きたいことを詰めよう

参考動画・ツイート

上記の内容は、本noteの一部をまとめたものとなります。上記の内容以外にも、本を書く上でとても参考になることが多く書かれてあるので、ぜひ、読んでみてください。

どうやって「自分が書きたいもの」をみんなが読みたくなるようにするのか(本を書く心がけ)|結城浩 (hyuki.net)

筆者
筆者

結城浩先生、ありがとうございました!

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