【やりたいこと】Visualizerを使って、Resourceの配置を決めたい!
地形作成アセットGaiaで、大まかな地形を作成した後に、
少しだけ修正したくなりませんか。
そんなときには、Visualizerを使うことをおすすめします!
ということで、今回は、Visualizerを使ってリソースの配置場所を変更する方法です。
【5分でできる】Visualizerを使うとResourceの配置場所が可視化される!?
※ダウンロード時間は5分の中に含まれていません。
1.使用したもの
・Unity 2018.2.14f1 (64-bit)
・Gaia

※Gaiaをセットアップするために、他にダウンロードするアセットがあります。こちらの記事で確認してください。

2.手順
※今回の記事は、前回の「Gaiaで浸食地形を作る方法(エロージョン効果)」のプロジェクトを引き続き使用します。

①Visualizerの表示
Window > Procedural > Gaia > Show Gaia Manager…
をクリックして、Gaia Managerを表示させます。
Advanced > Handy Utilities… > Show Visualiser
をクリックします。
HierarchyにVisualiserが追加されました。
Sceneに表示されている緑色の点々がVisualiserです。
②Visualizerの設定
VisualizerのInspectorを見てみましょう。
まず、注目してほしいところは、Selected Resourceです。
Selected Resourceが”T_ground_grass_01_A_SM”に設定されていますね。
”T_ground_grass_01_A_SM”がSpawnされる場所がVisualiserで可視化されます。
つまり、
赤色の点は、”T_ground_grass_01_A_SM”がSpawnされない場所
になります。
Selected Resourceを変更して、確認してみましょう。
”T_ground_rock_01_A_SM”がSpawnされる場所が可視化されました。
③Gaia Resourceの設定
ResourceがSpawnされる場所を変更するために、Gaia Resourceの設定をいじります。
Gaia Managerを開いて、Terrain Resourcesを確認します。
”GR NatureManufacture”が、Terrain Resourceに設定されていますね。
※VisualiserのSelected ResourceをT_ground_grass_01_A_SMに設定しなおしてください。
”GR NatureManufacture”を検索して、Inspecterを確認します。
Texture Prototypes > T_ground_grass_01_A_SM
をクリックします。
Min Heightの値を上げてみてください。
上記の画像のように、赤点の範囲が広がったと思います。
つまり、高さ41未満の場所には、反映されなくなったわけです。
では、実際に、Spawnさせてみましょう。
Coverage Texture SpawnerのInspecterから、Spawnをクリックします。
高さが低い場所のT_ground_grass_01_A_SMが表示されなくなりました。
次は、傾斜の角度でSpawnされる範囲を決めてみましょう。
※VisualiserのSelected Resourceを、T_ground_rock_01_A_SMに設定してください。
T_ground_rock_01_A_SMのMax Slopeの値を小さくします。
上記の画像のように、すべて赤点になるまで値を小さくしてください。
では、実際に、Spawnしてみましょう。
Coverage Texture SpawnerのInspecterから、Spawnをクリックします。
すべての傾斜角度でT_ground_rock_01_A_SMが表示されなくなりました。
3.まとめ
Visualiserを使用することで、Gaia ResourceのSpawn範囲を容易に決めることができました。
以上、【Unity】GaiaのVisualizer(ビジュアライザー)を使ってみた【使い方】でした。
【最後に】Showroomとマッハ新書の紹介
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