【水中ドローン】水中ドローンで船底チェックできる!?【活用】

ハード系

以前、上記のツイートをしました。

水中ドローンで船の点検を行っている様子ですね。

ということで、今回のテーマはこちら↓

水中ドローン船底チェックできるのか!? 水中ドローン愛好家が考えてみた

水中ドローンすごい!

で終わらせるのではなく、水中ドローンで社会の問題を解決していきたいですね。

本記事の内容

・水中ドローンとは
・船底点検の現状
・水中ドローンPowerRayでできる!?
・元船員が聞いた話

以上の4つをメインに進めます。

筆者背景

・水中ドローンで100時間以上撮影
・元船員
・小型船舶免許所持

私は、「水中ドローン兄さん」として、水中ドローンで撮影した海中映像をYoutubeに投稿しています。

水中ドローン兄さん
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

2018年は、船員として、タンカー船で働いていました。

https://hk-ryukyu.booth.pm/items/949522

あと、小型船舶免許を所持しています。(ペーパードライバーですが、)

つまり、水中ドローンを使っていて、船の経験もある希少性の高い男なのです(笑)

ということで、今回は、水中ドローンによる船の点検について考えてみました。

水中ドローンでの船底チェック!?

1.水中ドローンとは

水中ドローンは、未だ、知名度が低いですね。

なので、水中ドローンについて、簡単に紹介した記事を書きました。

【水中ドローン】水中ドローンPowerRayのメリットデメリット
水中ドローン欲しい!でも、けっこうなお値段。想像してたのと違ってたらどうしよう。 という悩みをお持ちの方に書きました。 水中ドローンPowerRayのメリットデメリット 2019年は水中ドローン元年...

水中ドローンについては、上記の記事を読んでみてください。

2.船底点検の現状

船底点検の現状をニュースで確認してみましょう。

ダイバーの代わりに水中ドローンが船のスクリューなどを点検 セキドが船底検査の実証実験 - ロボスタ
シェア 93 ツイート 4 はてブ 0 船の船体や船底、またはプロペラ(スクリュー)に損傷が生じると船速や燃費の悪化などが発生し、船舶の運航に影響を及ぼす可能性がある。 セキドROVチームは、株式会社商船三井と株式会社M

ポイントは下記の2点です。

・ダイバーによる船底調査は、危険かつお金がかかる
・実証実験結果、水中ドローンは、ダイバーによる船底調査の代替になりうる

つまり、船底調査のコスト削減に水中ドローンが使えるかもってことですね。

3.水中ドローンPowerRayでできる!?

2番で紹介したニュースを読むと、使われている水中ドローンは、「BlueROV2」と「CCROV」でした。

上記2つの水中ドローンの共通点は、スラスターを多く搭載しているため、安定性が高いことです。

つまり、点検する箇所をブレずに撮影できます。

では、私が使用している水中ドローンPowerRayは、どうでしょうか。

スラスターは3つしか搭載されていないため、比較的、安定性は低いです。

実際の動画はこちら↓

okinawa ヘラヤガラを追っかけてみた! 水中ドローン海中映像

若干、上下にブレていますね。

(手振れ補正して、この感じなので、リアルタイムで見ると、さらに、ブレている)

(撮影場所が、漁港ではないため、波に影響されてブレてもいます)

つまり、水中ドローンPowerRayはブレやすいため、撮影したい箇所を安定して撮影することはできません。

ですが、漁港の中や、波・潮の影響を受けにくい場所であれば、安定性の低い水中ドローンPowerRayでも、船の点検ができるかもしれません。

水中ドローンPowerRayでできる!? まとめ

・PowerRayは安定性が比較的低い
・波や潮の影響を受けにくい場所ならできるかも

4.元船員が聞いた話

船員のときに聞いた話を紹介します。

「船のスクリューにトラブルが発生してしまい、船員が急遽、海に潜って、対処した」

というお話を聞きました。

もし、このとき、水中ドローンがあれば、他の解決法もあったのかなと思います。

最後に

水中ドローンの安定性が肝かもしれない。

 

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