【やりたいこと】モーターを回したい!
できませんでした!
失敗メモ pic.twitter.com/KNF6peJ99g
— ヒデト@UnityC#記事書くぞ! (@Hide21Hk) February 6, 2019
前回、ESP32をスマホアプリBlynkから操作して、LEDを光らせることに成功しました。
今回は、モーターを回してみたい!
ということで、マブチのDCモーターをBlynkで操作できるかやってみましたが、、
残念な結果になってしまいました。泣
そのまま、なかったことにするのも、あれなので、
なぜ、モーターが回らなかったのかを考えてみたいと思います。
【目的】ESP32とBlynkでのモーター制御
※ダウンロード時間は分の中に含まれていません。
0.概要
ESP32のピンから流れる電流は、モーターを回すのに必要な電流に足りていません。そのため、外部の電源を使用して、モーターを回すしかありません。しかし、外部の電源をスマホアプリBlynkから直接、操作することはできません。よって、今回は、ESP32から流れる微弱な電流をNPN型トランジスタに流すことにより、外部の電源を操り、モーターを回します。
1.使用したもの
・ESP-WROOM-32
・ブレッドボード
・Micro USBケーブル
・スマホアプリ Blynk

・Arduino IDE
・ダイオード
・NPN型トランジスタ ※1
・単三電池
・マブチのDCモーター
・LED
・ジャンパーワイヤー
・Tinkercad

※1 購入したNPN型トランジスタが、もしかすると、PNP型トランジスタかもしれないという可能性が出てきてしまいました。
2.手順
※Arduino IDE、Blynkは、それぞれインストールされているものとして進めていきます。
※ESP32のファイルのインストールは、こちらの記事を参考にしてください

①NPN型トランジスタの簡単図解
まずは、実物をどうぞ。
※もしかしたら、PNP型トランジスタかもしれませんが、NPN型トランジスタとして、進めていきます。
3つの足がありますね。
左から順に、E-エミッター、C-コレクター、B-ベースになります。
一番、右側のB-ベースに微弱な電流を流すことで、E-エミッターからC-コレクターに電流を流すことができます。
下記の画像を参考に、
※図の足の位置は、分かりやすいように、真ん中をB-ベースとしています。本来は上記の写真説明の通りです。
以上のようなNPN型トランジスタの特徴をいかして、電池の電流がモーターに流れるようにします。
つまり、NPN型トランジスタのB-ベースにESP32由来の電流を流すことができれば、モーターに電池の電流が流れることになります。
②回路の作成と実行
実際の写真
tinkercadで作成した図
上記が回路図になります。tinkercadで作成した図は、基板にESP32がなかったので、Arduinoを代わりに使いました。
上記の回路図をそれぞれ実行した結果、
実際の回路は、動作せず。
tinkercadで作成した回路のモーターは、回転しました。
このことから、回路図に問題はないことが分かりました。
③原因はトランジスタ!?
回路図に問題がないと分かれば、回路の組み間違いか、それとも、使用する部品が間違っているかのどちらかになります。
実際の回路を何回もチェックし、また、何回も組みなおしたので、回路の組み間違いはないとします。
モーターが回転しない原因を「使用部品の間違い」に絞ると、使用しているトランジスタが本当にNPN型トランジスタなのかが疑問になります。
なので、TinkerCadで作成した図のトランジスタをPNP型トランジスタに変えて、再度、実行してみました。
結果を見ると、わずかながら回転していることが分かります。しかし、回転スピードが遅すぎて、実際は、動いていないという可能性を考えると、モーターが回転しない理由にトランジスタの型の間違いを消すには、まだ、証拠不十分な気がします。
まとめ
今回の方法で、モーターを回転させることはできませんでした。しかし、モーターを回転させる方法は、他にあります。次は、モータードライバーを使用して、Blynkからのモーター操作に取り組みます。
参考記事

【最後に】マッハ新書と水中ドローンYoutubeチャンネルの紹介
マッハ新書で水中ドローンについてを紹介しています。
水中ドローンで撮影した動画をYoutubeにアップしています。
撮影で使用している水中ドローンはこちらです。
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