

【やりたいこと】mecabで使用する辞書をmecab-ipadic-NEologdにしたい!
前回、mecab-ipadic-NEologdのインストールを行いました。
次は、mecabで使用する辞書をmecab-ipadic-NEologdに指定します。
しかし、ここで問題が発生してしまいました。
mecab-ipadic-NEologdを辞書に指定することが何度やってもうまくいきません。
よって、本記事では、mecab-ipadic-NEologdを辞書に指定する上で行った試行錯誤の過程を記載します。
no such file or directory
1.使用したもの
・仮想環境 Ubuntu 14.04 64bit
・Virtual box
・Vagrant

・Term Term

・Python3.4
2.手順
※下記の記事の内容を完了しているものとして、進めていきます。



①試行錯誤
辞書の指定を行うために、色々なことを試してみましたが、どれもうまくいきませんでした。ここでは、その過程を書きます。
辞書の指定は、特に難しいことではありません。辞書があるフォルダを指定できればいいだけのことです。
まずは、辞書が含まれるフォルダを確認します。
辞書が含まれるフォルダは、前回ダウンロードしたmecab-ipadic-NEologdフォルダのはずです。
上記の画像によると、共有フォルダ(practice)の中にmecab-ipadic-NEologdフォルダがあることが分かります。
では、共有フォルダに移動して、mecab-ipadic-NEologdフォルダを指定して、mecabを起動させてみましょう。
「ファイルが見当たらない」と表示されてしまいました。
画面右下に「dicrc」というファイル名が表示されています。
次は、「dicrc」が含まれるフォルダを指定して、mecabを実行してみます。
まずは、「dicrc」が含まれるフォルダを探します。
mecab-ipadic-2.7.0-20070801-neologd-20190124フォルダの中に、dicrcが含まれています。
mecab-ipadic-2.7.0-20070801-neologd-20190124フォルダを指定して、mecabを起動させます。
残念ながら、最初と同じ結果になってしまいました。
次は、mecab-ipadic-2.7.0-20070801-neologd-20190124フォルダの1つ上の階層に移動して、mecabを起動させてみました。
またしても、同じ結果になりました。
次は、フォルダ指定の両端にあったスラッシュを記入せずに、mecabを起動させました。
解決にはいたってませんが、前回と違う結果になりました。今まで、dicrcと表示されていたところが、unk.dicと表示されるようになりました。
フォルダを確認すると、unk.defというファイルがありました。ためしに、名前をunk.dicに変更して、実行してみましたが、うまくいきませんでした。
3.まとめ
仮想環境でのフォルダ指定の方法が分かればなんとかなりそう。
mecabで使用する辞書は、mecab-ipadic-NEologd以外もあるので、他で試した方が良さそう。
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